クローゼット収納のコツ10選:買い足さずに、着る頻度で並べる

クローゼット収納のコツは、ケースやハンガーを買い足す前に、服を着る頻度で並べ直すことです。毎週着る服は目線から腰の高さの手前、たまに着る服は上や奥、季節外の服は家にある箱やスーツケースに入れて上段へ移します。
着る頻度で置く高さを決める
服はたいてい、家に来た順にクローゼットに入っていきます。年に2回しか着ないコートが、毎週はくデニムの手前をふさいでいるのはそのせいです。置き場所は、買った順ではなく着る回数で決め直します。
1. 毎週着る服は、目線から腰の高さの手前に
かがまず、背伸びもせず、何もどかさずに取れる場所が、クローゼットでいちばんいい場所です。いつものデニム、毎日のトップス、仕事のパンツ、今の季節の上着をここに集め、扉に近い側から並べます。
2. 月に数回の服は、パイプの端や棚の奥に
スーツ、きれいめのシャツ、出かけるときの服は、毎朝その前を通らずにすむ場所へ移します。週に3回はく濃い色のデニムと年に2回のネイビーのスーツなら、デニムは扉のそばの胸の高さの棚、スーツはパイプのいちばん奥です。次の結婚式まで、そこで待ってもらいます。
3. 上段には季節外の服、床には靴
上段は、使う回数がいちばん少ないものの場所です。箱やスーツケースに入れた季節外の服、年に数回しか持たないバッグ、迷っている服の箱を置き、重いものは下に。床には靴を、よく履くものを手前にして並べます。
何をよく着ているかわからないなら、全部のハンガーを逆向きに掛け、着た服を戻すときに正しい向きに直します。1〜2か月たって逆向きのままの服が、着ていない服です。着たものにgussyで印を付けているなら、クローゼットを「最もよく着た」で並び替えると目線の高さに置く服の順番が、「眠っている服」で並び替えると一度も着ていない服と3か月間着ていない服がわかります。

全部出して4つに分けてから戻す
4. 全部出して、4つの山に分ける
服をベッドの上に種類ごとに出し、1枚ずつ「よく着る」「たまに着る」「季節外」「手放す」に分けます。手放すのは、合わない服、直すつもりのない傷みがある服、1年間一度も着なかった服です。服が多いなら今日はトップスだけ、と種類ごとに進めれば、夜になってもベッドが服の山のまま、ということになりません。空になったクローゼットは棚を拭き、パイプと棚の高さ、奥行き、扉がどちらから開くかを見ておきます。
5. 迷う服は、日付を書いた箱に入れて上段へ
決められない服は1つの箱にまとめ、ふたに今日の日付を書いて上段に置きます。3か月一度も開けなかったら、中を見ずに手放します。
6. 種類でまとめ、その中は明るい色から暗い色へ
戻すときは、よく着る山から目線の高さへ入れ、たまに着る山をそのまわりに、季節外を上段へ。シャツはシャツ、パンツはパンツでまとめ、その中を半袖から長袖へ、明るい色から暗い色へ並べます。白、生成り、ベージュ、グレー、色もの、ネイビー、茶、黒の順にすると続けやすく、ネイビーのニットが3枚並んでいれば、4枚目を買う前に気づきます。
ニットはたたみ、シャツは掛ける
7. 伸びる服はたたみ、しわになる服は掛ける
ハンガーは伸びる生地を少しずつ引っぱり、引き出しは織った生地にしわをつけます。全国クリーニング生活衛生同業組合連合会も、ニットはハンガーに掛けたまま長く置くと重みで形がくずれるので、なるべくたたむよう勧めています。
- たたむ:ニット、カーディガン、Tシャツ、スウェット、部屋着、スポーツウェア。
- 掛ける:シャツ、ブラウス、ワンピース、スカート、ジャケット、コート。コートは肩幅の広いハンガーに。
- どちらでも:デニム。しわになりにくいので、棚にたためばパイプが空きます。
棚が足りないときは、ニットを縦半分に折り、わきの下にハンガーのフックが来るように置いて、胴と袖を左右に振り分けて掛けます。重さが肩ではなく真ん中にかかるので、伸びにくくなります。

8. 丈の短い服を片側に集めて、下を空ける
シャツ、ジャケット、スカート、二つ折りにしたパンツをパイプの片側に集めると、その下にたたんだデニムの山や靴が2段入ります。ワンピースとコートは反対側に掛けます。
家にあるものを収納に使う
9. 引き出しには立てて入れ、靴箱で仕切る
Tシャツ、部屋着、スポーツウェアは小さな長方形にたたみ、引き出しに立てて並べます。上から全部が見え、1枚抜いても崩れません。仕切りには靴箱やそのふたを切って使い、ベルト、ストール、靴下、水着は靴箱ごと棚に置きます。
10. 季節外の服は、スーツケースに詰める
スーツケースは、空でも中身が入っていても同じだけ場所を取ります。季節外の服を詰めて、上段かベッドの下へ。ウールやシルクのように湿気をきらうものは、洗った綿の枕カバーに入れれば、通気性のある袋の代わりになります。洗い方と、素材に合う袋や箱は衣替えのしまい方で。

やらないほうがいいこと
- 先に収納ケースを買う:服を分ける前に買った箱は、分けたあとの量や大きさに合わないことがあります。
- 色だけで並べる:見た目はそろっても、ネイビーのジャケットとネイビーのTシャツが隣り合い、結局探すことになります。
- すき間なく詰める:ハンガーを左右に動かせないと、1着取るたびに隣の服がついてきて、しわにもなります。
- クリーニングのポリ包装を掛けたままにする:湿気がこもります。外して風を通してから掛けます。
- 一度着た服を椅子に置く:まだ洗わない服には、フック1つかパイプの端を定位置にします。椅子が2つめのクローゼットになりません。
よくある質問
クローゼットの片付けはどこから始める?
全部出すところからです。服が多ければトップスだけ、パンツだけと種類ごとに出し、よく着る、たまに着る、季節外、手放すの4つに分けて、よく着る山から目線の高さに戻します。
クローゼットの上段には何を置く?
使う回数がいちばん少ないものです。箱やスーツケースに入れた季節外の服、年に数回しか持たないバッグ、迷っている服の箱。重いものは下に置きます。
ニットはたたむ?ハンガーに掛ける?
たたみます。掛けたまま長く置くと重みで伸び、肩にハンガーの跡もつきます。棚が足りないときは、縦半分に折ってわきの下にフックを通し、胴と袖を左右に振り分けて掛けます。
クローゼットは色順と種類順のどっちで並べる?
種類が先で、色はその中で並べます。服は「パンツを探す」「シャツを探す」と種類で選ぶからです。種類ごとにまとめ、その中を明るい色から暗い色へ並べます。
クローゼットはどのくらいの量に収める?
ハンガーを左右に軽く動かせて、1着抜いても隣の服がついてこないくらいが目安です。入りきらないなら、収納を増やす前に4つに分ける手順に戻ります。
狭いクローゼットに服が入りきらないときは?
まず減らしてから、よく着る服に手の届く高さを使います。ニットとTシャツはたたみ、丈の短い服をまとめて掛けて下を空け、季節外の服はスーツケースに詰めて上段へ。



