気温別の服装の目安:トップスは最高気温、アウターは最低気温で

服装は、トップスとボトムを最高気温で、アウターを朝の最低気温で決めます。目安は、最高気温25℃以上で半袖、20〜24℃で長袖のカットソー、16〜19℃でシャツか薄手のニット、15℃以下でニット。アウターは、最低気温が11℃以下でトレンチコート、7℃以下でウールのコート、3℃以下でダウンです。
気温別の服装早見表:トップスは最高気温、アウターは最低気温の行で
天気予報の最高気温と最低気温は、それぞれ違う時間帯の気温です。気象庁の予報用語では、最低気温は0時から9時まで、最高気温は9時から18時までのあいだの気温を指します。最低気温は家を出るころの寒さ、最高気温は日中のいちばん暖かいときの気温なので、1日中着ているトップスは最高気温に、朝に着て昼は脱げるアウターは最低気温に合わせます。
表は風が弱く、雨の降っていない日のものです。同じ表を2回読み、トップスとボトムは最高気温の行から、アウターと小物は最低気温の行から選びます。
| 気温 | トップス(最高気温で) | ボトムと靴(最高気温で) | アウターと小物(最低気温で) |
|---|---|---|---|
| 25℃以上 | 半袖のTシャツやシャツ、リネンのシャツ、ワンピース | 薄手のパンツ、スカート、ショートパンツ。サンダルかスニーカー | いらない。冷房の効いた室内用に薄手のシャツ |
| 20〜24℃ | 長袖のカットソー、薄手のシャツ。日なたなら半袖でも | デニム、チノパン、スカート。スニーカーかローファー | いらない。帰りが夜になる日は薄手のカーディガン |
| 16〜19℃ | 長袖のシャツ、スウェット、薄手のニット | デニム、チノパン。スニーカーかローファー | 薄手のカーディガン、シャツ、デニムジャケット |
| 12〜15℃ | ニット。下に長袖のカットソー | 厚手のパンツ。スカートならタイツ。ショートブーツ | テーラードジャケット、ブルゾン、厚手のカーディガン |
| 8〜11℃ | 厚手のニット | 厚手のパンツか厚手のタイツ。ブーツ | トレンチコートなどのライトアウター。薄手のストール |
| 4〜7℃ | 保温インナーの上に厚手のニット | 裏起毛のパンツか厚手のタイツ。ブーツ | ウールのコート。マフラー |
| 0〜3℃ | 保温インナーの上に厚手のニットかフリース | 裏起毛のパンツ。タイツを重ねる。ブーツ | ダウンか厚手のウールコート。マフラー、手袋 |
| 氷点下 | 保温インナー、厚手のニット、フリースを重ねる | 保温タイツの上に厚手のパンツ。滑りにくい靴底のブーツ | 腰まで隠れるダウン。帽子、手袋、マフラー |
表はレディースもメンズも同じ行で読みます。違いが出るのはボトムで、スカートの日はタイツの厚さで、パンツの日は生地(綿、ウール、裏起毛)で行に合わせます。
寒がりの人や外にいる時間が長い日は1行下から、早足で歩く日や混んだ電車で通う日は1行上から読みます。
たとえば最高気温22℃、最低気温17℃の日なら、トップスは20〜24℃の行の長袖カットソー、アウターは16〜19℃の行の薄手のカーディガンです。朝はカーディガンを着て出かけ、昼はバッグに入れます。

20℃・15℃・10℃・5℃の服装:最高気温なら服、最低気温ならアウター
「20度の服装」は、20℃が最高気温か最低気温かで答えが変わります。下の4つは、どちらの場合も早見表の行に当てはめた組み合わせで、メンズとレディースの例は最後の表にまとめています。今日の服装なら、気象庁の天気予報で住んでいる地域の最高気温と最低気温を見てから読みます。
20℃の服装
最高気温20℃なら長袖のカットソーか薄手のシャツ1枚で、半袖1枚で過ごせるのは日なたにいる時間が長い日だけです。最低気温20℃の朝なら、アウターはいりません。
最高20℃、最低10℃のように10℃離れる日は、すぐ下の気温差の章のとおり、長袖のカットソーに薄手のカーディガンを重ね、アウターはトレンチコートより1行軽いブルゾンかテーラードジャケットにします。
15℃の服装
最高気温15℃なら、長袖のカットソーの上にニットです。パーカーやスウェット1枚で足りるのは16〜19℃の行までなので、15℃ではパーカーの下に長袖のカットソーを着るか、上にブルゾンを重ねます。最低気温15℃の朝は、テーラードジャケットかブルゾン、厚手のカーディガンを羽織ります。

10℃の服装
最高気温10℃なら厚手のニットに厚手のパンツ、スカートなら厚手のタイツとブーツです。最低気温10℃の朝はトレンチコートなどのライトアウターで、ダウンの出番はまだ先、最低気温が3℃以下になってからです。
5℃の服装
最高気温5℃なら、保温インナーの上に厚手のニット、裏起毛のパンツか厚手のタイツにブーツです。最低気温5℃の朝はウールのコートにマフラーで、風速が4〜5m/sある日は1行下のダウンか厚手のウールコートにします。

4つの気温のメンズとレディースの例
服はその気温が最高気温の日の行から、アウターはその気温が最低気温の朝の行から選んだ例です。
| 気温 | メンズ | レディース |
|---|---|---|
| 20℃ | 長袖のTシャツかオックスフォードシャツにチノパン、スニーカーかローファー | 長袖のカットソーにデニムかロングスカート、スニーカーかローファー |
| 15℃ | クルーネックのニットにウールのパンツ、ブルゾン | ニットにミディ丈のスカートとタイツ、ショートブーツ |
| 10℃ | ローゲージのニットにウールのパンツ、ステンカラーコート | 厚手のニットにコーデュロイのパンツ、トレンチコートに薄手のストール |
| 5℃ | 保温インナーにタートルネックのニット、裏起毛のパンツ、ウールのチェスターコートにマフラー | 保温インナーに厚手のニット、厚手のタイツにロングスカート、ウールのコート |
気温差が10℃以上の日は、アウターを1つ軽くして間を1枚で埋める
最高気温と最低気温が10℃以上離れる日は、最低気温の行のアウターだと昼には暑く、手に持って歩くことになります。そういう日は、アウターを最低気温の行より1行上のものにして、足りない分をトップスの上の薄手のカーディガンかニット、首元のストールで埋めます。昼はカーディガンをバッグに入れ、アウターの前を開けます。
東京では、朝と昼の差は秋より春のほうが大きくなります。平年値で10月は7.2℃、11月は7.9℃なのに対し、3月は9.2℃、4月は9.6℃。この調整をする日は春に増えます。
3月の晴れた日に、東京の予報が最高16℃、最低5℃だとします。トップスは16〜19℃の行でシャツか薄手のニット、最低気温の行ならウールのコートですが、差が11℃あるので、アウターを1行上のトレンチコートにして、シャツの上に薄手のカーディガンを重ねます。朝の5℃はトレンチとカーディガンの2枚でしのぎ、昼の16℃はカーディガンをしまってトレンチの前を開けます。
予報の最高気温と最低気温には、18時以降の夜が入っていません。夜は翌朝の最低気温に向かって下がっていくので、帰りが遅い日は、朝に選んだアウターを夜も着るつもりで持って出ます。

風の強い日と雨の日は、表を1行下から読む
予報の気温は、日差しを避けて測った空気の温度です。体が感じる寒さは、風が強いほど、服がぬれるほど大きくなります。
風は、風速1m/sごとに体感温度がおよそ1℃下がる、というのがよく使われる目安です(ウェザーニュース)。表の1行はおよそ4℃なので、予報の風速が4〜5m/sの日は1行下、8m/sを超える日は2行下から読みます。アウターは風を通しにくいものにします。目の詰まった綿ギャバジンのトレンチコート、ナイロンのダウン、レザーのジャケット。ニットは厚手でも風を通すので、上にもう1枚必要です。
雨の日も1行下から読みます。ぬれた服は、乾いた服よりずっと早く体の熱を奪います。撥水のトレンチコートかフード付きのアウターにして、スエードやキャンバスの靴は家に置いていきます。晴れて風のない日は逆で、日なたでは予報の数字より暖かく感じます。
天気アプリが体感温度を出しているなら、その数字で表を読みます。行をずらす必要はありません。

東京・大阪・札幌・福岡の平年値で見る、秋と春の服装
同じ10月でも、住んでいる街で出す服は変わります。下の数字は気象庁の東京、大阪、札幌、福岡の平年値(1991〜2020年の平均)で、最高と最低はそれぞれ月の平均です。コートやダウンに替える時期は、同じ平年値の日ごとの最低気温から出しています。
- 東京:10月は最高22.0℃、最低14.8℃で、長袖のカットソーにジャケットかカーディガン。11月は16.7℃、8.8℃で、シャツか薄手のニットにトレンチコートです。ウールのコートは最低気温が7℃を下回る11月下旬から、ダウンは3℃を下回る12月下旬から。10月は1年でいちばん雨の多い月で、平年の降水量は234.8mmあります。雨の日の1行下と撥水のアウターは、東京の10月にいちばん出番があります。
- 大阪:10月は23.7℃、16.0℃、11月は17.8℃、10.2℃。東京より最高も最低も1〜2℃高く、同じ服に替える時期は1週間ほど遅れます。10月の朝はまだ薄手のカーディガンで足り、ウールのコートは12月上旬からです。
- 福岡:10月は大阪とまったく同じ23.7℃、16.0℃で、11月は18.2℃、10.6℃とわずかに暖かくなります。ウールのコートは12月上旬から。10月の降水量は94.5mmで、東京の半分以下です。
- 札幌:10月は16.4℃、8.0℃で、東京の11月とほぼ同じです。11月は8.7℃、1.6℃で、東京の1月(9.8℃、1.2℃)に近くなります。ウールのコートは10月下旬から、ダウンは11月10日ごろから。10月に東京から札幌へ行くなら東京の11月の服を、11月なら真冬の服を持っていきます。
夏物をしまってコートを出す時期は、衣替えの目安で街ごとに見られます。gussyも、手持ちの服からその日の天気に合うコーデを提案し、寒い日は1枚重ねるように、雨の日は傘を持つように知らせます。
よくある質問
服装は最高気温と最低気温のどっちで決める?
両方使います。トップスとボトムは最高気温、アウターは最低気温で選びます。予報の最低気温は0時から9時、最高気温は9時から18時の気温なので、朝の寒さはアウターで、日中の暖かさはトップスで合わせます。
最高気温20℃、最低気温10℃の日の服装は?
長袖のカットソーに薄手のカーディガン、アウターはブルゾンかテーラードジャケットです。気温差が10℃あるので、最低気温の行のトレンチコートより1行軽くし、昼はカーディガンをバッグにしまいます。
半袖は何度まで?
半袖1枚で過ごせるのは、最高気温25℃以上が目安です。20〜24℃でも日なたなら半袖で平気ですが、朝の最低気温が20℃を下回る日は、薄手のカーディガンかシャツを1枚持ちます。
ニットは何度から?
薄手のニットは最高気温が19℃以下の日から、ニット1枚でちょうどいいのは15℃以下です。最高気温が11℃以下なら、厚手のニットにします。
トレンチコートは何度から?
朝の最低気温が8〜11℃の日がちょうどいい気温です。東京の平年値なら11月の初めから20日ごろまで、春は4月の上旬から中旬。7℃を下回る朝は、ウールのコートに替えます。
コートは何度から?
ウールのコートは、朝の最低気温が7℃以下になったら。平年値なら東京は11月下旬から、大阪と福岡は12月上旬からです。
ダウンは何度から?
朝の最低気温が3℃以下の日から。東京の平年値なら12月下旬から2月の終わりまで、札幌なら11月10日ごろからです。風の強い日や氷点下の日は、腰まで隠れる丈に帽子と手袋を足します。



